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サンモトヤマ/日本に「グッチ」紹介、自己破産申請で負債9億円

経営/2019年10月01日

帝国データバンクによると、サンモトヤマ(東京都中央区)は9月30日に東京地裁へ自己破産を申請し、10月1日付で同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

同社は、1955年2月に設立。衣料品、ハンドバッグ、雑貨、美術品など海外ブランド品の老舗小売店として高い知名度を有し、日本に初めて「GUCCI」を紹介したセレクトショップの元祖的な存在だった。

レディース&ジュエリー及びメンズ&インテリアの「サンモトヤマ銀座本店」と「サンモトヤマ阪急17番街店」、「プティサンモトヤマ軽井沢店」などを展開。毎年、東京および大阪の会場で開催されるバーゲン販売の「サンフェア」は来場者数3万人超の盛況振りで知られ、1988年7月期には年売上高約86億8000万円を計上していた。

しかし、バブル崩壊後は業容の縮小が続き、2002年7月期の年売上高は約67億7600万円に減少。直近の2018年7月期の年売上高は約29億1300万円まで落ち込み、当期純利益は約7億2300万円の赤字となっていた。今年3月末には長野県の旅客自動車運送業などを経営する個人が同社株式を取得して筆頭株主となったが、その後、5月31日付で関係を解消、譲渡した株式を買い戻していた。

9月に入って資金繰りの悪化が表面化するなか、別企業とのスポンサー交渉も進めていたものの交渉は不調に終わり、9月26日にすべての店舗の臨時休業を発表して動向が注目されていた。

負債は債権者約700名に対し、約9億7150万円となっている。

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