フジ/広島県福山市のスーパー「ニチエー」完全子会社化
2020年01月16日 15:50 / 経営
フジは1月14日、広島でスーパーマーケットを展開するニチエーを完全子会社化すると発表した。
同日、ニチエーの会社分割による新設会社の全株式を取得することを決定し、ニチエーと株式譲渡契約を締結したもの。
ニチエーは、広島県備後地区を中心に、ニチエー、フードガーデンニチエー、フードグランニチエーの店名で、スーパーマーケット11店を経営している。1962年7月設立で、資本金は5000万円、2019年5月期の売上高は90億1900万円だった。
新会社の資本金は1000万円で、2020年3月2日に設立する予定だ。新会社は、事業承継するニチエーの全11店と関連施設に関わる資産・負債と各種契約、従業員を引き継ぐ。新会社の社長には、ニチエー常務の上野郁夫氏が就任する予定だ。
設立後は、フジがその全株式を取得することから、フジの完全子会社として営業を継続する。店舗名については、広島ではニチエーの認知度が高いことから、現在の店名を継続する。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。