上場アパレル/4割が6月全店売上増、ワークマン44%増、ユニクロ26%増
2020年07月20日 15:10 / 経営
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帝国データバンクは7月17日、上場企業(アパレル)の月次売上高動向調査結果(2020年6月分)を発表した。
アパレルを中心とした衣服類販売を手がける上場企業(または上場グループ中核企業)のうち、ホームページなどで月次売上高をリリースしている24社について、2020年6月分の全店実績を集計し、分析した。
集計対象24社のうち、2020年6月の月次売上高が全店ベースで前年同月(2019年6月)を下回ったのは15社(構成比62.5%)、上回ったのは9社(同37.5%)だった。
EC販売が引き続き好調であったことに加え、多くが全面的に実店舗の営業を再開したため、約4割が前年同月を上回っている。
緊急事態宣言下でも好調だった西松屋チェーン32.6%増、ワークマン(ワークマン、ワークマンプラス)44.0%増のほか、しまむら(ファッションセンターしまむら、アベイル)27.4%増、ファーストリテイリング(ユニクロ・ジーユー)26.2%増、コックス25.9%増で前年同月を20%超上回った。
実店舗の営業を再開したことで、前年同月を下回った全ての企業(15社中15社)で、前年同月比の減少幅が5月と比べて縮小。前年同月比の減少幅をみると、6月は50%以上減少した企業はなく、30%以上減少した企業は2社だった。
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