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ファーストリテイリング/9月1日からショッピングバッグ有料化

2020年08月04日 12:00 / 経営

ファーストリテイリングは9月1日、国内ユニクロ・ジーユーの全店舗で、使い捨てショッピングバッグの無料配布を終了し、1枚一律税込10円で販売する。

地球環境に配慮した持続可能な事業の構築と、お客が安心して購入できる商品、サービスの提供に向けた取り組みを進める一環。店舗運営で生じる環境負荷の低減と資源の有効利用をさらに促進する。

<ユニクロのショッピングバッグ>
ユニクロのショッピングバッグ

近年、プラスチックごみによる環境汚染への懸念が世界的に高まる中、ファーストリテイリングは2019年7月、ショッピングバッグと商品パッケージとしてお客の手に渡る使い捨てプラスチックを、2020年中にグループ全体で2018年実績から85%(約7,800トン)削減する目標を設定している。

この実現に向けて、2019年9月から、プラスチック製ショッピングバッグを全世界で順次、再生紙など環境に配慮した紙製へと切り替えてきた。

同時に、使い捨てショッピングバッグ自体の使用量削減を目指し、ユニクロ、ジーユーの全店舗でオリジナルのエコバッグを販売、マイバッグとして持参を呼びかけている。

今回、ユニクロとジーユーの国内全店舗に紙製ショッピングバッグが導入されるのに合わせ、ショッピングバッグの有料販売を開始し、さらにマイバッグの利用促進と、ショッピングバッグの使用量削減に努める。

同時に商品パッケージについても、プラスチック製パッケージの撤廃および再生紙など環境に配慮した素材を使用した代替パッケージへの切り替えを順次、進めている。

2019年秋冬シーズンから、ユニクロのルームシューズでプラスチック製パッケージを廃止したのに続き、2020年春夏シーズンの「エアリズム」一部商品などでも、紙製ヘッダータイプのパッケージを導入している。2020年秋冬シーズンからは、ユニクロの「ヒートテック」に加え、ジーユーの一部インナー商品でも紙製ヘッダータイプのパッケージへの切り替えを進める。

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