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ウエルシアHD/愛媛の調剤事業推進で子会社再編

2020年12月17日 13:40 / 経営

ウエルシアホールディングスは12月17日、調剤薬局を運営する子会社を再編すると発表した。

完全子会社であるウエルシア薬局を存続会社とし、同じく完全子会社のネオファルマーとサミットを消滅会社とする吸収合併を実施する。

ウエルシアHDは7月1日、愛媛県の調剤事業の推進と四国地域の店舗網拡大を図るとともに、患者サービスと事業ノウハウの融合を進め、共同仕入によるスケールメリットを生かし、グループが目指す調剤を中心としたビジネスモデルを展開するため、ネオファルマーとサミットを完全子会社とする経営統合を行った。

今回、本部機能の効率化、従業員の交流などにより、経営資源を有効かつ効率的に活用することを目的として、合併する。

2020年2月期のウエルシア薬局の売上高は8103億800万円、営業利益374億2800万円、経常利益397億7000万円、当期利益230億9400万円だった。

2020年8月期のネオファルマーの売上高は11億3500万円、営業利益8500万円、経常利益2億800万円、当期利益5000万円。同期のサミットの売上高は6億6900万円、営業利益1600万円、経常利益4300万円、当期損失5100万円だった。ネオファルマー、サミットともに11カ月の変則決算となっている。

完全子会社間の合併であるため、自社と連結業績に与える影響は軽微と見込んでいる。

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