花王/FSC認証(森林認証)を受けた段ボールを導入
2016年03月09日 15:04 / 経営
花王は3月9日、FSC認証(森林認証)を受けた段ボールを導入し、運用する、と発表した。
2016年3月以降に新規導入する段ボールから順次実施し、2016年末には段ボールの約50%に、FSC認証を取得した認証マークが入る予定。
FSC認証は、森林管理協議会(Forest Stewardship Council)により、適切に管理された森林資源を使用した紙やパルプ、段ボールなどに与えられる森林認証。
同社は、2009年に発表した「環境宣言」の取り組みの一環として、「原材料調達ガイドライン」の中で、「持続可能な紙・パルプ」の調達ガイドラインを定めた。
紙・パルプの調達において、生物多様性の保全に配慮し、森林破壊ゼロを支持することを宣言している。
花王は、2020年までに、
1)花王製品に使用する紙・パルプ、包装材料および事務用紙は、再生紙、または持続可能性に配慮したもののみを購入し、
2)バージンパルプを使用する場合は、原料木材の産出地の森林破壊ゼロを十分に確認するものとし、
3)原料木材産出地の追跡可能なパルプのみを購入する、
ことを目標に活動を進めていく。
■「持続可能な紙・パルプ」の調達ガイドライン
http://www.kao.com/jp/corp_csr/procurement_05.html
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