セブンイレブン/移動販売車「セブンあんしんお届け便」10周年

2021年05月18日 15:20 / 経営

セブン‐イレブン・ジャパンが、買物支援の取り組みとして全国で行っている本格的な移動販売「セブンあんしんお届け便」は、5月18日で運用開始から10周年を迎えた。

セブンあんしんお届け便は、2011年5月に茨城県で開始して以来、全国のセブン‐イレブン店舗へ導入を拡大し、現在1道2府35県、107台(4月末現在)が稼働する移動販売サービスとなった。

<セブンあんしんお届け便イメージ>
セブンあんしんお届け便イメージ

現在、少子高齢化や人口減少、食料品販売店などの小売店舗をはじめとした、さまざまな拠点数の減少といった社会環境の変化を背景に、多くの地域で、日常の買い物に対して不便・困難を感じる人が増加している。

また、新型コロナウイルス感染が継続している中、不要不急の外出自粛や在宅勤務の広がり、生活必需品である食料品や、日常生活における使用頻度の高い雑貨などを、より身近な場所で購入したいという人もいる。

こうした日々の買い物に困っている人への支援として、「セブンあんしんお届け便」を展開しているという。

移動販売車は、移動販売専用車両として独自に開発した。常温(加工食品や雑貨)、20℃(おにぎり等の米飯類)、5℃(サンドイッチなどのチルド商品)、-20℃(アイスクリームなど)4温度帯の販売が可能な機動性の高い四輪駆動車(軽自動車)となっている。

販売商品は、おにぎりや弁当、サンドイッチなどのデイリー商品のほか、ソフトドリンクやカップ麺などの加工食品、アイスクリーム・冷凍食品、日用雑貨など、合計約150アイテムを展開する。また、品ぞろえは地域のニーズに応じて、加盟店が決定している。

今後も、店舗における商品・サービスの拡充だけでなく、配送サービスや移動販売を通じて、地域にとってより「近くて便利」な店を目指す。

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