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いなげや/三浦屋の全株式を丸の内キャピタルに売却

2021年06月23日 12:25 / 経営

いなげやは6月23日、連結子会社である三浦屋の製造事業を、7月30日を効力発生日とする吸収分割により、連結子会社サンフードジャパンに承継させた上で、三浦屋の全株式について、丸の内キャピタルが管理・運営する丸の内キャピタル第二号投資事業有限責任組合に売却すると発表した。

譲渡価格は非公表となっている。

三浦屋は2012年10月より、いなげやの子会社として、高質系スーパーマーケット事業を展開してきた。広域多摩地域を確固たる営業基盤とし郊外型店舗を主力とするいなげやと 中央線・西武新宿線沿線を中心に老舗として高質系スーパーマーケット事業、外販事業(学校給食向け材料卸)を展開する三浦屋が双方の強みを活かし、シナジー効果を発揮して多摩地域におけるドミナント化を推進していた。

今回、いなげやグループにおける中長期的な相乗効果を慎重に検討する中で、ファンド運営の中で培った経営改善手法や高質系食品小売業に対する豊富な知見・ノウハウを有している、丸の内キャピタル の支援を得ることで三浦屋の企業価値のさらなる向上・成長を図れると判断し、全株式を譲渡することとなった。

■三浦屋
所在地:東京都杉並区松庵2-22-7 栄松ビル2階
代表取締役社長:水口 嘉德
事業内容:生鮮食品、加工食品、給食食材などの販売
資本金:1億円
設立年月:1952年4月14日
大株主及び持株比率:いなげや100%

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