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大創産業/100%リサイクル原料を使用した買い物かご導入

2021年10月06日 10:20 / 経営

大創産業は10月から、環境に配慮した取り組みの一環として、100%リサイクル原料を使用した抗菌仕様の買い物かごを順次導入する。

<買い物かごのイメージ>
買い物かごのイメージ

10月末以降にオープンする DAISO店舗では、お客が使用する買い物かごに100%リサイクル原料(ポリプロピレン)を使用した、抗菌仕様の買い物かごを導入する。これは廃プラスチックなど一度使用した合成樹脂原料を再利用したもので、LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点からもCO2排出削減による温室効果ガスの削減、地球温暖化抑制につながる。

既存店では、旗艦店への入れ替えを優先的におこない、年間で約100〜150店への導入を目標としている。DAISOは、商品以外の面からも環境配慮へ取り組み、またお客が安心して買い物できる環境づくりを目指している。

<環境配慮型商品の一例>
環境配慮型商品の一例

また、DAISOで取り扱うプラスチック製品について、環境に配慮した素材への転換が可能なものを順次取り入れることを目指し、すでに、9月から環境配慮型商品(ECO商品)を拡充している。

9月から順次、ECO商品21商品を、全国のDAISOで発売している。同時に、既存商品も含めパッケージの統一を図り、ECO商品であることを分かりやすくすることで、お客が手に取りやすいように提案している。

今後、植物由来の成分を配合したポリ袋やプラスチックカップ、木材を使わずサトウキビの絞りかすからできる紙皿などの環境配慮型商品(ECO商品)を、現在の約200商品から、2022年春にむけ約2倍へ拡充する予定だ。

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