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イオン北海道/3~8月は設備投資や販促費の反動増で増収減益

2021年10月06日 10:30 / 決算

イオン北海道が10月6日に発表した2022年2月期第2四半期決算によると、売上高1600億6800万円(前年同期比1.6%増)、営業利益20億8900万円(37.8%減)、経常利益20億7600万円(38.1%減)、四半期純利益10億4200万円(57.1%減)となった。

売上高は増収となり、営業総利益は、食品部門の売上高増加やテナント収入の反動増が影響し491億7400万円(1.8%増)だった。販売費・一般管理費は、470億8400万円(4.7%増)となった。販管費は、物流センターの新設や店舗活性化、セルフレジ導入などの積極的投資による設備費増加に加え、前年自粛した販促費の反動増があった。

ライン別の売上高は、衣料部門は第1四半期において前期の反動増があったものの、第2四半期においてはファッションマスクの反動減や社会行事の自粛、中止による需要減の影響で0.4%増となった。食品部門は中食需要が継続しデリカやリカーが堅調で2.4%増だった。住居余暇部門は衛生用品の需要が落ち着いたほか、前期大幅伸長した手芸用品やゲーム、サイクルの反動があり、2.5%減となった。

販売に関する取り組みでは、第2四半期累計期間においてGMS3店舗、SM4店舗、DS2店舗の計9店舗で大型活性化を行い、店舗の魅力を高めるべく、設備の一新やニーズが拡大している商品、地域で親しまれている商品の品ぞろえを増やした。また、業務効率化やレジ混雑緩和によるお客の負の解消を目的としてセルフレジの導入を推進し、新規・追加導入合わせて35店舗に導入した。

通期は、売上高3250億円(1.6%増)、営業利益88億円(6.0%減)、経常利益85億円(8.6%減)、四半期純利益45億円(23.1%減)を見込んでいる。

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