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オーケー/関西スーパーの株式交換差し止めの仮処分申し立て

2021年11月09日 13:20 / 経営

オーケーは11月9日、関西スーパーマーケットの株式交換差し止め仮処分の申し立てを神戸地方裁判所に行ったと発表した。

10月29日に開催された関西スーパーの臨時株主総会において、関西スーパーとH2Oグループとの経営統合に係る議案が本来「否決」とされるべきあったにもかかわらず、それが覆され、関西スーパーの判断により「可決」として処理されたという疑義があることが、裁判所に対する総会検査役の報告により判明したとしている。これを受け、この疑義について司法の判断を仰ぐため、関西スーパーとH2Oグループのイズミヤ、オアシスとの間の各株式交換の差し止め仮処分の申し立てを行ったもの。

オーケーは総会検査役の報告により、経営統合に係る議案が本来「否決」とされるべきだったことを認識してしまった以上、この疑義については公正を期して司法の判断を仰ぐべきであるとの考えに至ったという。

関西スーパーとH2Oグループの株式交換は、12月1日に効力発生する予定。オーケーはその差し止めを求める仮処分を申し立てており、裁判所の判断は株式交換の効力発生日に先立って示されることを想定している。

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