カインズ/スマートモビリティ事業推進でファーストグループと業務提携
2022年01月12日 15:30 / 経営
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カインズとオートアールズは1月12日、ベイシアグループ総研と共にファーストグループと業務提携したと発表した。
互いの得意分野や経営資源を利用し、協力して顧客のカーライフをより快適にするスマートカーライフ事業やMaaSによるスマートモビリティ事業を推進することを目的として、2021年11月26日に資本業務提携契約を締結したもの。
ファーストグループは、「カーライフ革命で人々に喜びと感動を」をミッションに、グローバルカーライフテックサービス「cars」を提供。世界中の人々のカーライフをエンジョイ&スマートにすることを目指している。今後は、MaaS時代に向けて、ミッションやビジョンに共感したパートナーと次世代のスマートモビリティ社会を共創する。
カインズは、「世界を、日常から変える。」をビジョンに掲げ、一人ひとりの自分らしいくらしをサポートするため、小売業やホームセンターの枠にとらわれないさまざまな挑戦を続けている。また、カインズでは自動車での来店客がほとんどであることから、お客のカーライフにも、より快適に過ごせる提案ができるよう接点を深めたいと考えていた。将来的には地域のモビリティ活性化への貢献も視野に入れている。
また、オートアールズは、地域のお客に、安全・安心なカーライフを提供すべく、タイヤ交換やオイル交換、車検などのサービスを行っている。
提携において、まずはオートアールズで、ファーストグループの「cars」を活用。お客の車両情報や整備状況などのカーライフデータを一元管理することで、適切な時期に来店を促す案内の送付や予約、アンケートのデジタル管理など顧客サービスにつなげる。
ベイシアグループ総研は、ベイシアグループ各社に対して事業開発や共通プラットフォーム整備、幹部育成など多方面から支援を行っている。グループ総売上が1兆円を超えた現在でも、各社が創業以来の経営理念を貫きつつ、お客により豊かなくらしを提供できるような事業・サービス開発を進めるという。
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