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セブンイレブン/本社で「セブンカフェ」マイボトル利用促進に関する実証実験

2022年09月02日 14:00 / 経営

セブン‐イレブン・ジャパン、サーモス、パナソニック、味の素AGF(AGF)、富士電機は9月1日~30日、「セブンカフェ」マイボトル利用促進に関する実証実験を実施する。

<実証実験のイメージ>
実証実験のイメージ

実証実験は、セブンカフェ自販機と高速自動ボトル洗浄機を活用したマイボトルの利用促進によるオフィス内廃棄物の削減効果についての検証を目的とし、セブン‐イレブン・ジャパンの本部ビル5階に勤務する社員約500人を対象に行う。

実証実験では、リユース可能なサーモスのボトルを使用する。また、店頭で稼働しているセブンカフェ自販機を富士電機が改良し、AGFがセブンカフェ向けに供給しているコーヒー豆を使用することで、ホットコーヒーとアイスコーヒー(RサイズおよびLサイズ)の提供を可能にした。アイスコーヒーは、マイボトル専用サイズの袋氷を使用し、いれたてのコーヒーを氷で瞬間冷却することで芳ばしく香る1杯をマイボトルでも同様に提供する。さらに、パナソニックがマイボトル専用の高速自動ボトル洗浄機を開発し、高温水の高圧水流によりおよそ45秒でボトル内部とフタの洗浄を行う。

真空断熱構造でおいしいコーヒーを「長時間保温・保冷」でき「結露の心配がない」、さらに密閉構造のフタで「安心して持ち運べる」ボトルを活用するとともに、マイボトル利用に対する心理的ハードルの1つである洗浄の手間を「高速自動ボトル洗浄機にセットするだけ」という手軽さで軽減することによって、オフィスでのマイボトル活用を促進し、一人ひとりが無理なくオフィス内廃棄物の削減を実現できる環境の構築を目指す。参加5社は、実証実験を通じて知見を高め、リユース促進による廃棄物削減と循環型社会の推進に貢献するという。

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