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三越/2023年は創業350周年「特別な価値」届ける営業施策展開

2022年12月22日 13:00 / 経営

三越伊勢丹グループの百貨店「三越」は、2023年に創業350周年を迎える。三越は1673年に呉服店「越後屋」として創業し、1904年に日本で初めて「デパートメントストア宣言」を発し、百貨店として、その歴史を積み重ねて来た。

<三越>
三越

三越伊勢丹は、「三越創業350周年を記念し、2023年4月1日から2024年3月31日までの12カ月間、全国の三越各店と海外の一部店舗、三越伊勢丹オンラインストアで“伝統を超える革新性をテーマに、これまでの愛顧への感謝をこめて『これからの三越への期待を感じていただく特別な価値』をお届けするさまざまな営業施策に取り組む」という。

<2023年三越創業350周年ステートメント>
2023年三越創業350周年ステートメント

三越伊勢丹ホールディングスの細谷敏幸取締役代表執行役社長CEOは、「三越は1673年8月に『越後屋』として産声を上げました。以来、現代に至るまでの350年間、自ら変革することで幾度の困難を乗り越えてまいりました。三越の歴史は、お客さま第一、変革への挑戦の積み重ねであり、創業より変わることのない“まごころの精神”が、その礎となっています。また、事業活動を通じて利益を上げるだけでなく、さまざまな社会問題の解決を図り、ステークホルダーの皆さまとともに豊かさを分かち合ってきたことは、まさに「CSV(共有価値の創造)」の考え方であり、今後も欠かすことのできない企業姿勢です」とコメントしている。

<三越創業350周年ロゴ>
三越創業350周年ロゴ

三越創業350周年のロゴマークは、全国の三越でおなじみの「ライオン像」をモチーフにした。この「ライオン像」は、1914年(大正3年)当時の支配人であった日比翁助によって設置された。イギリス・ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔の下の4頭の獅子像がモデルとされ設置から100余年、今では三越の象徴的な存在としてあるだけでなく、全国の三越がある街で待ち合わせの場所にされるなど、多くの人に親しまれ愛されている。三越のロゴとの組み合わせで、今日も明日も、これからも、三越が地域に愛される存在でありつづけられるように、という強い想いを込めたという。

なお、アニバーサリーイヤーの幕開けとなる2023年1月1日から、ティザーサイトがオープンする。コンテンツは随時更新し、2023年4月1日からスペシャルサイトとして、本格的に三越創業350周年の情報を発信する。

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