流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





SBS/EC事業者が相乗りで利用できる物流施設、ロボットも強化

2023年10月10日 10:46 / 経営

SBSグループは10月10日、「(仮称)野田瀬戸物流センター」にECプラットフォーム事業の大型戦略拠点「EC野田瀬戸物流センター」を開設すると発表した。

<EC野田瀬戸物流センター>
EC野田瀬戸物流センター

同社は、3PL事業で培った倉庫管理や配送ノウハウ、Logistics Technology(以下、LT)を駆使した物流DXを組み合わせ、業界別に最適化されたプラットフォーム「EC物流お任せくん」を2022年12月に発表した。EC物流事業への取り組みを加速している。

「EC野田瀬戸物流センター」は、EC事業者が相乗りで利用できる共同運営型の物流センター。「EC物流お任せくん」が持つ多彩なサービスが一気通貫で実現する、第1号戦略拠点となる。

EC専用区としては、SBSグループ内で最大規模となる1フロア約3万3000m2の大型エリアを持つ。

センター内は、常温のみならず3温度帯や定温保管機能を備えている。

また、特殊商品の保管可能な危険物倉庫、返品商品の格上げ(補修)、細かい流通加工に対応する各種設備、薬店や撮影スタジオも設置する。

アパレル・食品・化粧品・健康食品・医薬品・雑貨など幅広い業種への対応が可能。200を超えるEC業務のサービスメニュー、サステナブル対応するという。

<ロボット、マテハンを多数採用>
ロボット、マテハンを多数採用

さらに、SBSグループの現場で導入効果や機能評価を行ってきた、さまざまタイプ・工程に合わせたロボット、マテハンのノウハウを採用。専用の検証施設「LTラボ」(埼玉県越谷市)で収集した実証データにより選定したLogistics Technology(以下、LT)設備を多数導入予定だ。

■(仮称)野田瀬戸物流センターA棟※EC野田瀬戸物流センターは4F全区画および1Fの一部区画
所在地:千葉県野田市
主要用途:倉庫業を営む倉庫
構造:RCS造 地上4階建
建築面積:4万3595.72m2
最高高さ:31.38m
施工床面積:16万8398.09m2
賃貸面積:14万5389.94m2
梁下有効高:5.5m
床荷重:1F2.0t/m2、2~4F1.5t/m2

■物流施設の関連記事
ベルーナ/埼玉の物流施設に搬送ロボ導入、作業効率化で人手不足対策

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧