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マツキヨココカラ/城西国際大学に「医薬品登録販売者育成プログラム」提供

2024年01月23日 13:20 / 経営

マツキヨココカラ&カンパニーは2月から、城西国際大学との産学連携により医薬品登録販売者資格取得に向けた「医薬品登録販売者育成プログラム」を提供する。

<産学連携>

文部科学省が実施する「令和4年度成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」に、城西国際大学が「医薬品登録販売者育成プログラム」を申請し、採択された。

今回、医薬品登録販売者の育成分野でノウハウのあるマツキヨココカラが協力し、産学連携の観点から「医薬品登録販売者育成プログラム」の開発・実施・支援を行う。

プログラムの育成対象となる医薬品登録販売者は、一般用医薬品の多くを占める第二類および第三類医薬品を販売できる資格者であり、医薬品登録販売者がいれば、薬剤師による販売が義務付けられている要指導医薬品、第一類医薬品以外の一般用医薬品の販売が可能となるため、薬を取り扱う店舗の増加に寄与している。

また、学歴、年齢、実務経験を問わず、誰でも医薬品登録販売者試験を受験できることから、専門性の高い仕事に就きたい人のキャリアアップを後押しする資格となっている。

マツキヨココカラと城西国際大学との産学連携により、医薬品販売のスペシャリストである医薬品登録販売者を育成し、この資格を活かした就業を希望する多くの人への支援につながることを目指す。

提供するプログラムは、「令和4年度成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」の一環として、医薬品登録販売者を目指す人への支援に取り組むため、社内で実施している医薬品登録販売者試験対策セミナーのメニューを基に、城西国際大学と研修を共同で実施する。

多くの人が受講できるよう研修コンテンツはeラーニングで提供し、その内容は医薬品登録販売者試験を知り尽くした、マツキヨココカラのプロフェッショナル講師が、分かりやすく動画で講義を行うコンテンツになっている。

「医薬品登録販売者育成プログラム」では、「就業者も受講しやすく、確実な理解につながるe-ラーニングプログラム」で、20分程度の短時間動画による講義とライブ型の質問セッションを提供。また、ロールプレイングによる医薬品販売実習を実施。さらに、医薬品登録販売者試験受験までのフォローアップもする。

これらのプログラムを実施することで、受講の学びを止めず、確実な医薬品登録販売者育成につなげる。プログラムは、2024年度の試験受験者に向けた提供を予定しており、2月の開講を見込んでいる。また、今回の取り組みに際し、日本チェーンドラッグストア協会と日本薬業研修センターに、受講者への広報活動で協力を得ている。

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