コナカ/サマンサタバサと経営統合へ
2024年02月21日 10:49 / 経営
コナカは2月20日、サマンサタバサジャパンリミテッド(以下:STJ)とコナカを親会社、STJを完全子会社とする株式交換による経営統合を行うと発表した。
4月中旬に株式交換契約締結の取締役会を実施し、5月下旬の株主総会を経て、株式交換の効力発生日は7月1日となる予定だ。
コナカの現在のSTJ株式保有率は59.09%。
STJは、新型コロナウイルス感染症の影響など、厳しい経営環境に直面し、事業計画の見直しに着手するとともに、事業構造改革の実現と収益力の回復など親会社のコナカと継続的に議論してきた。
コナカは、2023年5月に18億円の第三者割当増資、11月および12月には計9億円をSTJに貸し付けている。
しかし、STJは、2024年2月期は5期連続で営業損失、経常損失、8期連続で親会社株主に帰属する当期純損失を計上する見込み。グループ全体の企業価値を向上させることを目的として、同社とSTJの経営統合に関しての具体的な協議・検討を行うことに同意したという。
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