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賃上げ2024/ロイヤルHD、1991年組合結成以来最大のベア平均7.2%増

2024年03月14日 14:00 / 経営

ロイヤルホールディングスは3月14日、2024年春季労使交渉において妥結に至った。正社員約1850名に対し1991年労働組合結成以来最大のベースアップを実施し、店長・料理長への役職手当増額分、シニア社員の賃金改善分を含め平均7.2%と昨年(平均6.8%)を上回る賃金引上げを行う。

<ロイヤルホールディングス>

エリア・シニア社員含む正社員のベースアップは1万5000円、店長、料理長の役職手当は1万円増額する。シニア社員の店長・料理長の基本給は、ナショナル社員と同額に引上げ15%増となる。また、2025年4月入社の新卒初任給を2万円引き上げ、24万8000円とする。ナショナル社員は、60歳未満で全国転勤可能な社員、エリア社員は勤務地域限定社員をなっている。

外食産業では人手不足は益々厳しさを増しており、人材確保と働く環境の整備はロイヤルグループの最大の課題であると認識している。昨年2月に発表した「人的資本投資にかかわる基本方針」のとおり、ロイヤルグループのすべての人材は付加価値を生む源泉であり、一過性ではなく継続的な投資による人材の成長そのものが会社の成長につながると考えている。よって2024年度もこの方針に従い、人材の確保・育成・働く環境の整備を図るための投資を行うという。

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