Uber Eats/加盟店にサステナブルな容器包装の調達ガイドライン発表
2024年06月04日 17:41 / 経営
Uber Eats Japanは6月4日、翌日の「世界環境デー(環境の日)」に先立ち、Uber Eats加盟店舗に向けてサステナブルな容器包装の調達基準を定める「持続可能性に配慮した容器包装等基準」ガイドラインを初めて発表した。
ガイドラインは、環境保全団体であるWWFジャパンの監修のもと、リデュース・リユース・リサイクルの「3R」の原則に基づいて作成した。
使い捨てプラスチックを代替する素材として、リユース容器や再生プラスチック、リサイクル可能なプラスチック、バイオマス素材などの素材を推奨。使用を禁止する素材を明示し、持続可能性に配慮した素材の含有割合や取得を推奨する外部認証などを定義した。
2030年までに世界中のUber Eats上で配達される全ての注文において、使い捨てプラスチックの容器包装をUber Eatsが定めるより持続可能な容器包装に転換する目標を立てている。目標達成に向け、加盟店や利用者に向けた様々な施策を検討しており、ガイドラインの策定はその基礎になる。
Uber Eats Japanの中川晋太郎代表は、「環境へ配慮する企業やお客さまが増え、サステナブル素材を用いたさまざまな製品が流通するなか、Uber Eatsでもデリバリーやお持ち帰りに用いる容器包装を具体的にどのような基準を以て判断し調達すべきか、悩んでいる加盟店舗が多く存在する。環境保全について深い知見を有するWWFジャパンに監修されたガイドラインを通じて、より環境にやさしい店舗経営を目指す加盟店舗を支援しながら、よりサステナブルなオンラインデリバリープラットフォームづくりを目指す」とコメントしている。
日本では、Uber Eats加盟店舗がよりサステナブルな容器包装等の選択肢にワンストップでアクセスできる公式ポータルサイトを伊藤忠商事、Belongと共に2023年にオープンし、使い捨てビニール袋等の代替として、環境に配慮された素材を用いたペーパーバッグやレジ袋、デリボックス(弁当用容器)、惣菜容器、ペーパーナプキンなどを販売しており、今後もリサイクル素材などの環境配慮型素材が用いられた容器包装をポータルサイト上で案内していく。
■Uber Eats Japan 持続可能性に配慮した容器包装等基準
https://uber.box.com/s/jsg3ibi7nrvyzfcqcyertz2l96pmi4b6
■公式ポータルサイト
https://ubereats-jp-merchant.shop/
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