ローソン/ワタミの宅食とコンビニ商品を一緒に配送
2024年07月10日 13:23 / 経営
ローソンは7月16日~8月28日、ワタミが運営する食事宅配サービス「ワタミの宅食」利用者に向けて「ご用聞きサービス」の実証実験を埼玉県越谷市で実施する。
ローソンとワタミは2024年4月から、東京都と埼玉県の一部エリアにおいて、ローソンの商品配送車両の非稼働時間を活用して、「ワタミの宅食」商品を製造工場から営業所まで配送する協業を開始した。
今回、「ワタミの宅食」で宅配を担っているまごころスタッフが、利用者に日替わり弁当、総菜を届ける際にローソン商品の注文を聞き、次回以降の商品配送時に一緒に届ける実証実験を行う。
越谷市内の利用者約700人が対象となる。注文可能な商品は、2リットルのペットボトル飲料、菓子、調味料、日用品など約50品。
ワタミの宅食は、健康に配慮した日替わり弁当や総菜約24万食/日(平日)を全国(北海道、青森、岩手、秋田、鳥取、沖縄除く)の高齢者に届けている。同じ地域に住むまごころスタッフが、1軒1軒毎日決まった時間帯に「手渡し」を基本にデリバリーしている。
今回、「ワタミの宅食」を利用者に対し、スマートフォンなどの電子機器を使わなくても、まごころスタッフに相談すると、ローソンの商品を自宅に届けてくれる便利さを提供する(カタログと一緒に申込用紙を配布)。
注文を受けたまごころスタッフは、ワタミの宅食営業所内で注文をとりまとめて、ローソン店舗に注文。ローソン店舗への商品納品後、ワタミの宅食営業所スタッフがローソン店舗で商品を受け取り、利用者に商品を届ける。料金は、ワタミの宅食代金とあわせて利用者に請求する。
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