Uber Japan/配車アプリで即時配達サービス「Courier」開始、30分以内に荷物届ける
2025年11月19日 12:21 / 経営
Uber Japanは11月19日、配車アプリ「Uber」で荷物を即時配達できる新サービス「Courier(クーリエ)」を開始した。まずは東京や大阪などで行う。
倉庫や配送センターを経由せず、デリバリーサービス「Uber Eats」の配達員が平均30分以内に荷物を直接届ける。24時間利用可能で、配達距離は集荷場所から最大13kmまで対応する。
配達の流れとしては、まず送り主が荷物を依頼すると、配達員が集荷に訪れる。荷物を受け取った配達員が配送し、受取人に引き渡す。送り主は「Uber」アプリ経由で、配達の手配・支払い・配達状況の確認まで完結できる。
サイズは宅配便における120サイズまでとし最大「45cm × 45cm × 30cm」で、重量は8kgまで。配達できないものは、現金・貴金属、タバコ製品、アルコール類、 危険物(可燃物、薬品など)、 医薬品(処方薬・注射薬)などとしている。
利用料金は、最初の1kmは890円(税込)、それ以降は1kmあたり100円が発生する。例えば2.5km先まで届ける場合、最初の1km(890円)と残りの1.5km(1.5 × 100円)で計1040円が配送料となる。
想定利用シーンとしては「家族の忘れ物の受け渡し」「誕生日プレゼントやお礼のギフト」「料理のおすそ分け」「レンタル品の送付・返却」「書類・契約書の即時送付」など。
サービス提供エリアは東京・大阪など22都道府県の主要都市。今後はバイク便などの即時配達サービスが普及していない地方都市を中心に順次拡大し、全国展開を目指す。
■サービス概要
サービス提供エリア:詳細は北海道、青森県、宮城県、福島県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、長野県、岐阜県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、高知県、福岡県、沖縄県
配達距離:集荷場所から配達先まで最大13kmまでの配達に対応
配達料金:最初の1kmは890円、その後は1kmあたり100円が発生
営業時間:24時間利用可能
配達可能物品:(最大サイズ)45cm × 45cm × 30cm、(最大重量)8kg
禁止物品:計1万円(税込)を超える物品を含む荷物、現金・貴金属、タバコ製品やアルコール類、 危険物(可燃物、薬品など)、医薬品(処方薬・注射薬など)、腐りやすい食品・飲料、違法な物品、法令により輸送・所持が制限されているもの
支払い方法:クレジットカード、デビットカード、PayPay、楽天ペイ、Google Pay、Apple Pay ※着払いに限り、現金での支払いも選択可能
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