ライフ/カスタマーハラスメントに対する基本方針を発表
2025年03月03日 10:30 / 経営
ライフコーポレーションは2月28日、カスタマーハラスメント(カスハラ)に対する基本方針を発表した。
基本方針では、お客からの申し出や言動のうち「当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、従業員の就業環境が害されるもの」をカスハラと定義。
カスハラ対象となる行為の例として、「暴行・傷害などの身体的な攻撃、商品・備品の損壊」や「怒声・罵声を浴びせるなどの威圧的な言動、脅迫、暴言、土下座の強要」「長時間の拘束、長時間の電話などの拘束的な言動・差別的な言動」「SNSやインターネット上での誹謗中傷やその行使をほのめかす行為」「許可のない店内・従業員の撮影・録音」などを挙げている。
カスハラに対しては、社内向けには相談窓口を設けて対処方法について研修を実施し、被害にあった従業員の心身のケアを行う。社外に向けてはカスハラに毅然と組織的に対応し、顧客対応を打ち切り、「悪質なものや犯罪行為と判断した場合は、警察や弁護士など外部の専門家と連携し、法的措置を含め厳正に対処する」としている。
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