ひとまいる/業務用食材卸ミクリードを持分法適用会社に、8.8億円で株式23%取得

2025年09月01日 11:10 / 経営

ひとまいる(旧カクヤスグループ)は9月2日、業務用食材卸を展開するミクリードの発行済株式のうち23.67%を8億8100万円で取得し、持分法適用会社にする。

ひとまいるのロゴマーク

両社で資本業務提携を締結。ひとまいるグループの物流網を生かし、受注から納品・請求といった一連の商流と物流の効率化を図るほか、ノウハウやリソースの共有などを行う。

具体的にはひとまいるが計画する販売プラットフォームを相互に活用し、ひとまいる子会社のカクヤスの倉庫からミクリードの商品を配送する。

さらに両社の商品仕入れや商品管理、販売戦略で互いに協力するほか、受注システムを共同使用する。出向など人材交流も行う。

ミクリードは2012年にひとまいるの子会社として設立。フード事業を継承し、2016年1月にはひとまいるグループの再編に伴い、ミクリードの株式をひとまいるの親会社であるSKYグループホールディングスへ継承していた。ミクリードはその後、東京証券取引所マザーズに上場している(現在はグロース市場)。

ミクリードの主力取引先はひとまいるグループと同様に飲食店で、特に個人経営の飲食店から小規模飲食店への顧客領域の拡大を図っている。また、取扱商材をドリンクや酒類へ拡充することにも取り組んでいるという。

ひとまいる社長インタビュー/「カクヤス」を再編、物流を軸にプラットフォーム構築へ

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