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トーハン/書店活性化で「大人の塗り絵」を展開

2016年06月07日 13:42 / トピックス商品

トーハンが、店頭活性化プロジェクト企画として、ブームとなっている「大人の塗り絵」関連書コーナーの常設展開を提案している。

<大人の塗り絵>
大人の塗り絵

全国約900店にオリジナル拡材を提供し、5月下旬から常設コーナー化を開始した。「大人の塗り絵」は脳の活性化や認知症予防に効果があり、数年前からシニア層を中心に人気の商品となっている。

最近では、「コロリアージュ」(COLORIAGES:フランス語で「塗り絵」の意味)の名称で広まった精密でデザイン性の高い塗り絵が世界中でブームとなっている。

<コロリアージュ>
コロリアージュ

20~40代の働く女性の間でストレス解消や集中力アップの効果が話題となり、多数の関連書が発売されている。

店頭活性化プロジェクトでは、「大人の塗り絵」の販売を更に加速させるべく、書店の売場展開をサポート。

「シニア層向け」「働く女性層向け」と客層に合わせた2種類のコーナーパネル、塗り絵デザインが印刷されているPOP(カードサイズ)を用意した。

あわせて6月には、常設コーナー設置用として、店頭にシニア層向け商品、働く女性層向け商品と塗り絵+画材セットを含めた全19点のセット商品を送品する。

すでに店頭で「大人の塗り絵」コーナーを展開している書店も、客層に合わせた拡材を活用することで、お客が自分にあった塗り絵を選べる、プッシュ型の売場を構築でき、関連書の更なる売り伸ばしが期待できる。

読者向け拡材として自分に合った塗り絵本を探すことができるリーフレット「大人の塗り絵ガイド」を提供。リーフレットもシニア層向け、働く女性層向けの2種類を用意した。

リーフレットには、ジャンル別にカテゴライズされた商品をお客が楽しみながら選べるお試し塗り絵を掲載した。

オンライン書店「e-hon」では、「大人の塗り絵」特設ページを設置し、関連商品約60点を紹介。店頭、オンライン双方で充実した商品提供を図る。

今後は、画材等の塗り絵関連商品と本の併売や書店店頭での「大人の塗り絵教室」開催のサポートなど、「大人の塗り絵」による集客・店頭活性化の取り組みも検討する。既愛好者、新規顧客の双方にアピールする売場作りで幅広い集客を狙う。

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