三菱地所は10月28日、福岡市中央区のホークスタウンモール跡地に大規模商業施設を開発すると発表した。
福岡ヤフオク!ドーム、ヒルトン福岡シーホークに隣接する約5.4万m2の敷地に、延床面積約12.5万m2と天神以西で最大規模となる商業施設と、三菱地所レジデンスによるタワーマンション2棟で構成する複合開発。
商業施設は、同社の旗艦商業施設ブランドである「MARKIS(マークイズ)」を予定し、分譲マンションの完成に先立ち、2018年度下半期に開業を計画している。
店舗数は150~200店舗で、上質な日常を実現するモノやサービスに加え、エンターテイメント機能を盛り込みトキを楽しむコンテンツを集め、居心地のよい空間を備えた施設を目指す。
なお、映画館「ユナイテッド・シネマ福岡」とライブハウス「Zepp福岡」とは、再出店について合意している。
エリアの交通環境改善に向け、自動車動線と分離して安全な歩行者動線を確保するとともに、バス乗り場等の整備による公共交通機関の利便性向上と商業施設駐車場における料金設定の工夫や周辺道路の交差点改良による渋滞緩和など万全の対策を講じる。
■計画概要(予定)
所在地:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-1
敷地面積:約54,400m2
施設:商業施設、共同住宅
商業施設棟
敷地面積:約42,300m2
構造・規模:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
地上4階塔屋1階(本体棟)、地上8階(アネックス棟)
延床面積:約125,000m2
賃貸面積:約48,000m2
店舗数:約150~200店舗
駐車台数:約1,300台
用途:物販店舗、飲食店舗、サービス店舗等
スケジュール:2017年度上期着工、2018年度下期開業
設計監理:三菱地所設計
施工者:未定
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