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セブンイレブン/東京・埼玉の300店にペットボトル回収機を設置

2017年11月29日 15:49 / トピックス

セブンイレブン・ジャパンは11月29日、ペットボトル回収機の設置店舗を12月から、東京と埼玉のセブンイレブン計300店に順次、拡大すると発表した。

10月末現在の店舗数は、東京2566店、埼玉1175店だが、ペットボトル回収機を設置できるスペースがある店舗に、2018年2月末までに設置を完了する。

300店に先行導入し、ペットボトル回収の運営方法などを検証した上で、今後の回収機の拡大を決定する。

<コンビニ用小型ペットボトル回収機>
コンビニ用小型ペットボトル回収機

ペットボトルの消費量は年々増加しており、資源の有効活用が課題となっている。同社では、2015年12月から、東京都江東区内の5店でペットボトル回収機の設置テストを実施していた。

今回の取り組みを機に、国内での循環をさらに推進するために、店頭回収機に集まったペットボトルを再生し、もう一度ペットボトルに戻す「ボトル to ボトル」を目指す。

<循環型リサイクルのフロー図>
循環型リサイクルのフロー図

コンビニ用小型ペットボトル回収機を寺岡精工と共同開発したもので、1機あたり500mlペットボトル150本を回収できる。

ペットボトルの回収ではnanacoポイントを付与する。

電子マネー「nanaco」をnanacoリーダーにタッチしてからペットボトルを回収機に投入すると、ペットボトル5本投入につき1nanacoポイントが付与される。

投入されたペットボトルは累積でカウントされ、5本貯まった時点で3日後にポイントを付与する。

nanacoポイントを付与することで、より高品質なペットボトルを効率的に回収し、身近な消費者参加型のリサイクルを推進する。

ペットボトル回収機は本部が一括して購入し、各加盟店に設置し、リサイクル費用も本部が一括で負担する。

今後も店舗に集まるペットボトルを資源として、地域社会と一体になったリサイクル活動に継続的に取り組み、「循環型社会」の実現に貢献するという。

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