フレスコ/ユニーのSM事業「ピアゴ関東」の全株式取得、関東進出
2017年10月17日 21:00 / 経営
京都を中心に食品スーパー「フレスコ」を展開するハートフレンドは10月9日、ユニーグループで神奈川・東京で食品スーパー「ベンガベンガ」を運営するピアゴ関東の全株式を取得すると発表した。
ハートフレンドは、京都70店、大阪24店、滋賀12店、兵庫4店、奈良1店を展開し、関東に進出するのは初めて。
同社によると、「かねてから関東進出を検討しており、ピアゴ関東の株式を取得した。1店で進出するより、既存の店舗網を活用した方が認知度が上がりやすいと考えた」という。
ピアゴ関東は、旧ユニーグループ・ホールディングスの連結子会社ナガイのスーパーマーケット事業部を2014年10月1日に分社化し、ユニーの100%子会社として発足した。
現在、神奈川6店、東京2店の食品スーパーマーケットを運営し、2017年2月期の売上高は約50億円だった。ハートフレンドの2017年2月期の売上高は520億円だった。
11月1日付で、ピアゴ関東はフレスコ関東に社名を変更し、従業員も引き継ぐ。
「ベンガベンガ」の店舗名称は「フレスコベンガベンガ」に変更する。
ハートフレンドグループ入りに伴い、10月31日付で、ベンガベンガでのユニーグループの電子マネーユニコカードとUCSカードの利用を終了する。
ハートフレンドでは10月から、クレジットカードの導入を順次開始する予定で、フレスコベンガベンガでもクレジットカードを導入する予定だ。
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