資生堂/米国プレステージスキンケアブランド「リヴィーブ」譲渡
2017年11月13日 11:30 / 経営
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資生堂は11月13日、同社子会社でアメリカ地域本社のShiseido Americas Corporation(以下:SAC)が保有するプレステージスキンケアブランド「ReVive」(リヴィーブ)をTengram Capital Partners(テングラム キャピタル パートナーズ)に譲渡する、と発表した。
リヴィーブは、昨年7月に資生堂グループ傘下に入ったGurwitch Products, LLCが保有していたブランドで、同社は、昨年12月にSACが吸収合併していた。
資生堂グループは中長期戦略「VISION 2020」のもと、グローバルレベルでブランドポートフォリオを強化すべく選択と集中を進める中で、プレステージ領域へ優先的に投資を集中。
米州においてもプレステージ領域を強化すべく、メイクアップでは「NARS」、「bareMinerals」への集中投資や「Laura Mercier」の買収を実施してきた。また、スキンケアでは「SHISEIDO」、「cle de peau BEAUTE」、フレグランスにおいては「Dolce&Gabbana」などを優先的に強化している。
そのような戦略を進めるなか、リヴィーブについては、今回申出のあったテングラム キャピタルへ譲渡することが、最良の選択であるとの結論に達したことから、譲渡に合意した。
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