伊藤ハム/40億円投資し、豚肉加工処理工場を増強
2017年12月04日 10:20 / 経営
伊藤ハムは12月4日、子会社であるサンキョーミートの有明ミート第1工場内の「豚と畜・カットライン」を拡張し、生産能力を増強する、と発表した。
同社グループ食肉事業の中核を担うサンキョーミートは、1981年9月に同社の100%出資子会社として設立され、と畜場の経営・食肉および食肉加工品の製造・販売を行っている。
豚肉を始めとした各畜肉製品が、同社を通じて国内外の全国の百貨店、スーパー、食肉専門店へ提供されており、今後も需要の増加が見込まれている。
「豚と畜・カットライン」を拡張することにより、豚肉の処理頭数が約4割増加し生産性も向上する予定。また、水使用量も、現行設備と比較して豚1頭当たり約4割削減し、環境負荷の低減を同時に図る。
■工場拡張計画の概要
建設予定地:鹿児島県志布志市有明町野井倉6965番地 有明ミート第1工場内
生産能力:約47万頭/年
工事着工予定:2018年5月
本稼働開始予定:2019年4月
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。