東急電鉄/「中央林間東急スクエア」刷新、東急ストアなど35店オープン
2018年02月21日 15:00 / 店舗
東急電鉄は3月28日、田園都市線中央林間駅前に1985年に開業した「東急中央林間ビル(施設名:中央林間とうきゅう)」を「中央林間東急スクエア」としてリニューアルオープンする。
中央林間駅は、田園都市線の終点駅として、また小田急江ノ島線の乗換駅として、1日あたり約15万人が利用するターミナル駅。
同駅がある大和市は2015年に合計特殊出生率が神奈川県内19市の中で1位になるなど、子育て世代が増加しているエリアとなっている。
中でも、中央林間は2015年10月に策定された「中央林間地区街づくりビジョン」において、大和市北部の地域拠点と位置づけられている。
新施設は、これまで東急ストアとして地域に親しまれてきた3階建ての商業施設。中央林間駅前の並木通りなど、穏やかな雰囲気の街並みに溶け込むナチュラルな素材感を生かしたデザインにリニューアルする。
全面改装する東急ストアに加え、周辺住民の多世代のお客が日常使いできるような雑貨や衣料品、 サービステナントなどを中心に35店舗が出店する。
さらに、3階には大和市が、図書館、子育て支援施設、行政窓口を整備した。
図書館は、商業施設の通路に面した壁や仕切りを設けないことで商業施設と図書館の境をなくし、 開放的な空間とすることでお客の立ち寄りやすい図書館を目指す。
隣接する星乃珈琲店でテイクアウトした飲み物の持ち込みができるだけでなく、星乃珈琲店内に貸し出し手続き前の本や雑誌を持ち込むことができ、コーヒーを楽しみながらゆっくりと本を読める、 心地よい空間を提供する。
また、送迎ステーション、託児室、子育て相談室の3つの機能を備えた子育て支援施設では、駅前立地の利点を生かし、子育て世代を支える役割を担う。
商業空間と公共施設が融和することで、地域住民のライフスタイルを支える新たな街のコミュニティ空間を創出する。
また、新施設は駅直結の「エトモ中央林間」と連絡橋で直結しており、駅前の回遊性が高まり、駅前機能のさらなる拡充を実現する。
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