ローソン/夕夜間の総菜強化、店内調理6000店・食洗器3000店に導入
2018年04月12日 17:50 / 商品
ローソンは2018年度の重点施策として、働く女性やシニアをターゲットにした、夕夜間の総菜販売を強化する。
ローソンでは、従来のコアターゲットの20~30代単身男性の需要から、有職の30~40代女性、シニア層のスーパー代替の需要が伸びており、夕夜間の客単価は高めになり、購入点数が増える傾向にある。
新たなターゲットである有職女性・シニア層に向け、揚げ物総菜、パック売り総菜を拡充する。
また、リアル店舗の優位性である「出来立て」「揚げたて」を生かす店内調理(まちかど厨房)を6000店に設置。
ファストフード販売が好調な店舗から順次、3000店に食洗器を導入し、効率化を図る。
3月9日から、毎週金曜日に、対象となる揚げ物、焼き鳥を20%引きで販売するタイムセールも実施している。
4月11日行われた決算説明会で竹増貞信社長は、「ローソンが得意としてきた朝昼の需要は守りつつ、夕夜間の売上増でさらなる成長を目指す」。
今までは昼のピークが終わるといかにロスを減らすかを考えてきたが、今後16時以降の品ぞろえを各店舗ごといかに充実させるかが成功のカギ。今までのやり方では成功しない。地道に店ごとに需要を分析し、毎週金曜日のタイムセールなど16時以降の売場が変わるまで様々な施策をやり遂げる」としている。
さらに、現在働く女性など多様な消費者の集客にもつながる「ローソン フレッシュ ピック」(ロピック)を渋谷区・世田谷区・川崎市・横浜市の一部で実施。
色々な店の食材を朝予約すると、夕方ローソン店舗で受け取れる。1日の物流の第3便にピックした商品を載せるため、店舗によって最速で13時30分には店に納品され、到着次第受け取りが可能だという。また、ついで買い需要も取り込む。
2018年度上期は、無理に店舗を増やさず、実施店舗で様々な検証を行い、その結果を生かし、下期に都内に店舗拡大していく計画。
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