イオンリテール/2月期は、当期損失169億4000万円
2018年04月12日 17:20 / 決算
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イオンリテールの売上高は2兆1978億3300万円(0.6%増)、営業利益118億900万円(34億3000万円の増益)、経常利益127億2600万円(56億3000万円の増益)、当期損失169億4000万円(242億9400万円の減益)だった。
今期は、9店を出店した。9月にオープンした「イオンスタイル豊田」(愛知県)は、地域密着型店舗として、九州出身者が多い地域特性を考慮した食品の品ぞろえの充実を図った。
若いファミリー世帯が多い地域であることに着目してママと子どもに優しいフードコート「まいまいキッチン」やベビーパーキングを設置するなどの取り組みを進めた結果、年間を通じて売上、利益ともに計画を上回る実績をあげた。
11月には、新店では初となるG.G(グランド・ジェネレーション)店舗として「イオンスタイル検見川浜」(千葉県)を出店した。
G.Gとは、シニアに代わる世代の考え方で、豊かな知識と経験のもと、若々しく年齢を重ね、人生を楽しんでいる年長者を表し、同店では、健康をテーマにした商品・サービスを幅広く提案した。
特に、サービス面においては「コミュニティ」をテーマに、ラジオ体操を行うイベントスペースやG.G対応のフィットネスクラブを設置したことに加え、くらしのお役に立ち、困りごとを解決する「暮らしのパートナー」サービスを導入し好評だった。
付加価値のある商品、サービスの提供に加え、お客の節約志向に対応する価格の実現にも努めるとともに、51店で投資額3億円以上の既存店活性化を推進した。
既存店舗の一人あたり買上点数は1.1%増(曜日調整後)と改善し、「トップバリュ」の売上伸長などによる荒利益率の改善に加え、販促費用の効率化など、経費削減の取り組みが奏功し、営業損益は前期差で34億30百万円改善した。
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