ZARA/六本木にオンラインストアと連動した展示・試着専門店
2018年05月08日 12:55 / EC
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ザラ・ジャパンは5月9日から、六本木ヒルズ内の「ZARA六本木」がリニューアルオープンする8月までの期間中に、日本初となるオンラインショッピングに特化した期間限定店舗をオープンする。
商品の展示と試着に特化した店舗で、ZARAアプリを通じて、商品のバーコードをスキャンするとお客の希望のアイテム、サイズを試着室に用意する。
試着して気に入った服があれば、そのままオンラインストアで購入することができる。オンラインストアの購入であるため、商品はEC倉庫から出荷され、試着商品を持ち帰ることはできない。
13時までに購入すると同日の18時以降に、13時以降の購入は翌日の午後に、商品を六本木店で受け取ることができる。
オンラインストアでの支払いは、クレジットカード決済のほか、六本木店限定で現金決済にも対応する。
商品の受け取り先は、六本木店のほかのZARAの他店舗やお客の自宅などを選択することもできる。
ポップアップストアの店舗面積は800m2で2階建ての構造。
ウィメンズ、メンズ、キッズベビーのコレクションを取りそろえ、2階にレディースの試着室10室、1階にメンズの試着室6室、合計16室の試着室を用意した。
店内には革新的なビーコンとQRコードのシステムが搭載されており、ZARAのアプリを通じて新たなショッピング体験を提供する。
この技術により、バーコードをスキャンするだけでお客の希望のアイテム、サイズが試着室に用意される仕組みで、お客に新たな買い物体験を提供する。
オープンしている4カ月の期間中、東京のお客はスタイリングイベントやキッズのアクティビティ、Join Lifeに関する特別な展示などを体験することができる。
はじめの3週間はショップの中央にカメラが設置され、お客自身がまるでZARAの春夏キャンペーンのモデルかのように映る動画を撮影することができる。
ZARAはこれまで、ロンドンとミラノにオンラインストアと連動した期間限定店舗を展開しているが、試着室を設けるのは日本が初めて。
オンラインストアと連動した期間限定店舗は、ZARAとして日本初・アジア初の取り組みだという。
なお、既存店舗であるZARA六本木ヒルズ店は2000m2以上の広さに生まれ変わり、8月に移転リニューアルオープンする予定だ。
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