ビックカメラ/9~11月は、コスト抑制も営業利益5.1%減
2019年01月11日 12:00 / 決算
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ビックカメラが1月10日に発表した2019年8月期第1四半期決算は、売上高1970億9900万円(前年同期比4.5%増)、営業利益28億6100万円(5.1%減)、経常利益33億2300万円(2.6%減)、当期利益19億5000万円(2.4%減)となった。
グループをあげて、接客力・専門性の向上、新規事業の拡大とアフターサービスの強化に取り組むと同時に、生産性の向上に向け、グループのシステム統合効果の創出や物流拠点の在庫管理精度の向上、コスト抑制等の物流改革に取り組んだ。
インターネット通販システムの刷新を踏まえ、オムニチャネルを含むインターネット通販事業の強化に取り組んでおり、2018年11月には、オムニチャネルの中核と位置づけるビックカメラのスマートフォンアプリを全面刷新した。
店舗展開では、グループ会社のコジマが、ビックカメラ流の商品選定や店内装飾と展示手法を活用した体験提案型の売場を設けた「コジマ×ビックカメラ店」の展開を進め、「コジマ×ビックカメラ
マークイズ福岡ももち店」(福岡県福岡市)を開店した。
このほか、グループの家電と非家電の幅広い品ぞろえを、立地や客層を踏まえ集約した店舗形態の新店として、2018年12月21日に「ビックカメラセレクト京都四条河原町店」(京都府京都市)を開店した。
楽天との共同出資会社が運営するインターネット通販サービス「楽天ビック」は、2018年12月にサイトリニューアルを行い、併せてオンライン・ツー・オフライン(O2O)や配送・設置工事に関する
新たなサービスを開始した。
通期は売上高8900億円(5.4%増)、営業利益288億円(6.4%増)、経常利益306億円(4.6%増)、当期利益178億円(4.0%増)の見通し。
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