アサヒ飲料/2018年は4.1%増の2億6613万箱販売、16年連続増加
2019年01月29日 17:10 / 商品
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アサヒ飲料は1月29日、2018年の販売実績が2億6613万箱(前年比4.1%増)となり、2003年以降16年連続で販売数量を伸ばしたと発表した。
同日、都内で開いた2019年事業方針説明会で、岸上克彦社長は、「ブランドを磨き、ブランドで挑むをテーマに、重点6ブランドに経営資源を集中した結果、三ツ矢、カルピス、ウィルキンソンといったロングセラーブランドが大幅に伸長した。お客様の商品に対する選定基準が厳しくなる中で、安心感・信頼感のある定番商品の購入意向が高まっている。発売から100年以上立つ3ブランドが安心感・信頼感につながる本質価値を磨き続けたことが、ロイヤルユーザー化につながった」と述べた。
ブランド別販売実績は、三ツ矢3947万箱(5.2%増)、カルピス4263万箱(11.1%増)、ワンダ4024万箱(3.4%減)、アサヒ十六茶2396万箱(5.0%増)、アサヒおいしい水2396万箱(2.1%増)、ウィルキンソン2225万箱(11.8%増)、重点6ブランド合計1億9263万箱(4.8%増)となった。
三ツ矢、カルピス、ウィルキンソンが大幅に伸長し、特に、ウィルキンソン、カルピスは、過去最高の販売数量を更新した。
カラダカルピス、濃いめのカルピスの販売も好調だった。
岸上社長は、「三ツ矢、カルピス、ウィルキンソンといった発売から100年を超えるブランドを3つ有している。日本生まれの日本育ちの100年ブランドを3つ有する企業は、清涼飲料では当社だけだ。2019年も重点6ブランドを中心に本質価値の強化といった取り組みを愚直に継続する」と語った。
2019年の販売計画は、飲料計2億6920万箱(1.2%増)とした。内訳は、三ツ矢4110万箱(4.1%増)、カルピス4430万箱(3.9%増)、ワンダ4040万箱(0.4%増)、アサヒ十六茶2440万箱(1.3%増)、アサヒおいしい水2300万箱(4.0%減)、ウィルキンソン2450万箱(10.1%増)、重点6ブランド合計1億9770万箱(2.6%増)とした。
2019年は、消費者をより細かくセグメントしたターゲットを設定し、消費者のニーズをさらに深く掘り起こす。
これからの消費の中心となるミレニアル世代をターゲットにしたペットボトル入りコーヒー「ワンダフルワンダ」、「ウィルキンソン タンサンティー」、有職女性を狙った「三ツ矢レモネード」を新規投入する。
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