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オギノ/29店舗で「ボトル to ボトル」水平リサイクル開始

2023年06月05日 15:28 / 経営

オギノは、サントリーグループ、アサヒ飲料と「ペットボトルリサイクルの実施に関する協定書」を締結し、6月5日からオギノの29店舗を対象に、店頭で回収した使用済みペットボトルをサントリー・アサヒ飲料のペットボトルに生まれ変わらせる「ボトル to ボトル」水平リサイクルを開始した。

CSR活動に取り組むオギノは、約20年前から店頭リサイクルを実施しており、2022年度のペットボトルの回収量は約27万4000kgで、ペットボトル約1100万本分に相当する。CO2排出量の削減量は約890トンで、これは杉の木約6万3000本分の年間CO2吸収量に相当。これまでに回収したペットボトルは、プラスチック製品の原料として再資源化されてきた。

<オギノの取り組みイメージ>

今回の取り組みで、顧客の協力によって集まったペットボトルの6割にあたる約16万2000kgが、リサイクル施設にてサントリー・アサヒ飲料のペットボトルに水平リサイクルされる。残りの4割は、食品トレーやプラスチック製品の原料になるという。

水平リサイクルは、同一種類の製品に生まれ変わらせることで、資源をくり返し循環させられることが利点だ。オギノでは、顧客の水平リサイクルの取り組みへの参加促進を目的に、ペットボトルリサイクルについて学べるイベントの開催を予定している。

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