自販機の利用実態/年代別利用者2位「30代」利用場所2位は「道路沿い」
2019年01月29日 17:00 / 経営
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TPCマーケティングリサーチはこのほど、月に1回以上自動販売機を利用する10代(中学生以上)~60代の男女623人を対象にしたアンケートの調査結果を発表した。
自動販売機での飲料の購入頻度をみると、全体では「週1~2回程度」が26.6%で最多となった。
次いで、「月に2~3回程度」が26.0%、「月に1回程度」が24.7%などで続いている。
属性別にみると、男女別では、「週3回以上」(以下、ヘビーユーザー)が「男性」で33.8%、「女性」で11.5%となり、「男性」の方が多かった。
年代別では、「10代」>「30代」>「50代」>「40代」>「20代」>「60代」の順でヘビーユーザーの割合が高く、「10代」と「60代」の差は7.9ポイントとなっている。
ロケーション別では、「オフィスビル・職場」「学校」での利用者におけるヘビーユーザーの割合が3割以上となった。
「自動販売機」で飲料を購入する頻度の高いヘビーユーザーは、「男性」、「10代」、「オフィスビル・職場」「学校」でより多いといえる。
また、最もよく利用した自動販売機の設置場所では、「オフィスビル・職場」が出現率24.1%の150人で最多となった。
属性別でみると、「男性」「40代」「ヘビーユーザー」でより利用率が高かった。次いで、「道路沿い」が19.4%、「駅の構内・周辺」が14.6%、「学校」が12.0%で続いた。
「オフィスビル・職場」で自動販売機をよく利用する理由としては、「すぐに利用できる場所にあるから」が86.0%と突出している。次いで、「職場の福利厚生で安く購入できるから」が32.0%、「コンビニエンスストアやスーパーに行くのが面倒だから」が14.0%で続いている。
さらに、自動販売機の満足度の評価としては、「スピーディーに買える」が58.4%でトップとなった。
次いで、「買いたい時に近くにある」が46.7%となっている。以下、「時間を気にせず買える」「商品がよく冷えている」「商品がよく温まっている」「いつも飲んでいる商品が入っている」「価格が安い」「品揃えが豊富である」「電子マネーが使える」などが続く。
自動販売機の利用者は、利便性のほか、温度帯や価格の安さ、品揃えについての満足度が高いことがわかった。この結果は、自動販売機で飲料を購入する理由と相関しており、購入理由で上位となった
「買いたい時に近くにあるから」「スピーディーに買えるから」「よく冷えている(温まっている)から」についての満足度が高くなっている。
■調査要覧
調査対象:月に1回以上自動販売機を利用する10代(中学生以上)~60代の男女623人
調査方法:WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
調査実査日:2018年12月12日~12月13日
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