ショッピングセンター/2月は春物衣料がけん引し0.9%増
2019年03月22日 09:35 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が発表した2月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SC売上高の前年同月比は0.9%増だった。
全国的に例年より温暖に推移したこともあり、春物衣料が全体を牽引し既存SCの売上は前年を上回った。
立地別・構成別をみると、春物の衣料品が好調だったテナントは全立地で前年を上回り総合で1.5%増。
キーテナントは前年の野菜の相場高の反動もありSMを中心に苦戦し、中心地域・大都市以外が前年を下回り同1.7%減となった。
立地別・地域別をみると、全9地域のうち、東北、四国を除く7地域で前年を上回った。
最も高い伸びだった北陸(2.5%増)は前年の記録的大雪から一転、今年は天候に恵まれ売上を伸ばした。中心地域で5.5%増と好調だった。
近畿は、昨年から食の強化を進めている大阪市内の駅ビルなどが地域の売上を押し上げた。
都市規模別・地域別をみると総合で大都市は0.9%増、その他の都市も0.9%増で両者ともに前年を上回った。
川崎市(8.3%増)は、リニューアルや増床により売上を伸ばしたSCなどが牽引した。
業種毎の販売動向をみると、飲食の好調に加えて月後半からの気温の上昇が追い風となり婦人衣料を好調と回答したSC数が増加した。
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