ファーストリテイリング/セオリーCEOにディネシュ・タンドン氏就任
2019年03月27日 11:50 / 経営
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ファーストリテイリングは4月1日付、セオリー事業COOのディネシュ・タンドン氏が同事業CEOに就任する人事を発表した。
セオリー事業のCEOを務めてきたアンドリュー・ローゼン氏は、事業創立者兼顧問に就く。
ファーストリテイリングの柳井正・代表取締役会長兼社長は、「アンドリューのこれまでのセオリーや、10年にわたるファーストリテイリンググループに対する多大なる貢献に、感謝の意を表します」。
「新たなキャリアの局面へとアンドリューが進むこのタイミングで、確実にリーダーシップの継承が行われることをうれしく思います。今後はディネシュが、セオリーでの確固たる実績を活かし、今後ますます事業を力強く、グローバルに発展させていってくれると信じています」とコメントしている。
タンドン氏は、ローゼン氏や、柳井一海・セオリー会長と密に連携し、新体制への円滑な移行を進めていく。
■略歴
インド・ニューデリー生まれ。45歳。
1994年より、公認会計士として、 米大手会計事務所アーサー・アンダーセンのムンバイ事務所とシドニー事務所において、財務コンサルティングや法定監査などの経験を重ねた。
2001年、大手会計事務所KPMGの香港事務所に勤務。
2002年、イタリアのラグジュアリーブランド、ヴェルサーチの香港支部で初めて小売業に携わり、8年にわたって、グレーターチャイナでブランドを広く浸透させる功績を残す。また、在職中、ヴェルサーチで新たにアクセサリー事業をスタートさせる。
2010年、ヴェルサーチCOOの職を離れ、スイスのラグジュアリーブランド、バリーに入社。
グレーターチャイナ及び北アジア地域のCEOを務める。
バリーでは、香港と中国でのビジネスを直営化にし、韓国、マカオ、台湾ではフランチャイズを展開。これらの地域の売上は、バリーのグローバルビジネスの40%を占めた。
2013年、Theory入社以降、香港と上海に拠点を置き、主にグレーターチャイナと東南アジア地域を統括。この間、Theoryブランドの強固な基盤を築き、ビジネスを飛躍させ成功に導く。
2017年、米ニューヨークのグローバルヘッドクォーターに移り、グローバルCOOに就任
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