ヤオコー/写真で見る「久喜菖蒲店」吊り下げPOP・床表示で売場演出
2019年03月28日 16:40 / 店舗
ヤオコーは3月22日、埼玉県久喜市に新旗艦店として「ヤオコー久喜菖蒲店」をオープンした。今回は、写真を中心に「未来の旗艦店に向けたモデル」となる「久喜菖蒲店」の加工食品売場を中心に紹介する。
店舗の真後ろは、双日商業開発が開発・運営する「モラージュ菖蒲」(2008年11月開業)、店舗の隣には大和ハウス工業が開発・運営する「フォレオ菖蒲」が立地する。
モラージュ菖蒲には、「ヨークマート フードセントラルモラージュ菖蒲店」、フォレオ菖蒲には、生鮮食品に強いディスカウントストア「ロピア 菖蒲フォレオ店」が出店する激戦区に出店した。
ロピアが吊り下げPOPを多用し、華やかな演出で商品と価格を訴求する売場を展開しているため、ヤオコーも「久喜菖蒲店」の個店対応として、吊り下げをPOPを多用した。
加工食品・日配食品では、ゴンドラや冷蔵ケースでこだわりの商品を展開する場所は、分かりやすく床に「Taste of Delight」の表示をつけ、立ち止まって棚の商品を見てもらう工夫をした。
店舗中央は、ゴンドラではなくアイランド陳列のプロモーションコーナーを設置。メニュー提案のほか、食器との組み合わせによる食卓のシーン提案など、よりライフスタイルを意識したディスプレイを展開する。
店舗レイアウトは、生鮮デリカ分離型の生鮮強化レイアウトを採用。売場を「包丁・まな板を使用して料理・調理を楽しむゾーン」(左側)と「テーブルに並べるだけで食事を楽しむゾーン」(右側)に分けた。
テーブルに並べるだけで食事を楽しむゾーンは、木目の床を採用し、惣菜やベーカリーの温かいイメージを演出する。
平オープン冷凍ケースでアイスクリームやEDLPで販売する冷凍食品を展開。豊富な品ぞろえと見晴らしの良い売場を両立させた。
ワインは直輸入ワインを主要通路に面して展開した。日本酒では、新潟の銘酒「八海山」のコーナーを設け、上質なお酒も販売していることをアピールする。
直輸入ワインを拡大することで、日常普段からハレの日まで食事に合わせ易く飲み易いワインを多数、提案する。。
直輸入ワインの最寄には、通路を挟みチーズコーナーを展開。また、ローストビーフコーナーを設けることで、酒とつまみの関連販売を、冷蔵商品でも強化している。
チーズは、ヤングファミリー層に向けて酒のおつまみ・オードブル系商品を種類豊富に展開することで新たなカテゴリーとして提案する。
久喜菖蒲店のレイアウトでは、はじめて第3コーナーに牛乳売場を設置。お客を店舗の奥に呼び込むマグネット売場として、購入頻度とPI値が高い牛乳を活用した。
日配食品は、プレーンヨーグルト・機能性ヨーグルトを拡充し、また、おかず・パスタ・スナック・凍菜など、美味しく便利な冷凍食品を強化することで、個食からファミリー向け商品の充実を図った。
健康食品として注目度の高い豆腐・納豆は、新規商品を導入し、メニュー提案等をすることで、お客にとって新たな発見がある売場づくりを目指した。
和日配では、麺類の品ぞろえを強化し、麺・つゆ・具材を単独で組み合わせることで、オリジナルの味わいが作れる提案をする。
ドライ食品は、健康に着目し、サプリメント・プロテインを種類豊富に品そろえをする。
コーヒー売場では、珈琲豆の量り売りを実施し、コーヒー初心者の方でも豆から挽くおいしさを感じ、自分のライフスタイルに適した量目を手軽に選べるサポートをする。
生鮮食品を販売する「包丁・まな板を使用して料理・調理を楽しむゾーン」には、クッキングサポートコーナーを配置。生鮮食品と調味料売場の結節点に、クッキングサポートコーナーを配置することで、素材から料理を作る提案を強化する。
■ヤオコー/ヨークマート・ロピアと接近戦、新旗艦店「久喜菖蒲店」
https://www.ryutsuu.biz/report/l032245.html
■ヤオコー/写真でみる「久喜菖蒲店」の生鮮・惣菜売場
https://www.ryutsuu.biz/store/l032541.html
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