三菱食品/簡便・時短に対応、冷凍ミールキット「ララ・キット」販売
2019年07月12日 16:50 / 商品
三菱食品は7月9日、働く主婦や共働き世帯の増加などによってニーズが拡大している簡便・時短調理に対応する商品として、冷凍ミールキット「ララ・キット」を発売すると発表した。
30~40代の忙しい女性をターゲットにした商品で、夕食のおかずを楽に楽しく手づくりするセットアップタイプのミールキットを投入するもの。10月上旬から関東・関西エリアで発売し、順次、販売エリアを拡大する予定だ。
2019年秋・冬は、「タラと彩り野菜の甘酢炒め」「ふんわりやわらかひれかつ煮」「ごはんがすすむ!チンジャオロース」「イカとブロッコリーの中華炒め」「おかずになるゴロゴロ野菜のクラムチャウダー」「お出汁がきいた いわしつみれ汁」の6アイテムを投入する。
下ごしらえ不要で、約10分でおかず完成するのが特徴。ごはんに合うやさしい味つけで、冷凍でストックできるため、いつでも作れる商品として、タイヘイと共同開発した。
食材を袋から出し、肉野菜は流水解凍するが、その他の食材は冷凍のままフライパンで炒めることができる。最後にタレを入れるだけで、夕食の1品が完成する。2人前を想定した量目で、参考税別価格は800~850円を想定している。
ニーズの高まるミールキットだが、ミールキット自体の認知度が低い、また、チルドミールキットは日持ちがしないといった課題があることに着目した。
商品開発では、既存のミールキットを、個包装の野菜・肉・魚・タレをセットにした「セットアップタイプ」、レンジ具材とタレのツーパーツで構成する「ツーパーツタイプ」、全てを一括包装した「オールインワンタイプ」の3つの分類を打ち立てた。
ララ・キットは、もっと手作り度が高く、主にチルド商品として宅配業態で販売されている商品である「セットアップタイプ」で構成し、食品スーパーなどの冷凍食品売場で販売できる商品を目指した。
一方で、単身者であっても手軽に手作りのおかずを作りたいニーズがあるため、1人前から1.5人前の量目のミールキット「Warm up Meal Kitt(ウォームアップミールキット)」も提案する。
ウォームアップミールキットは、ララ・キットと異なり、導入する小売業のニーズに合わせたストアブランドとして販売することを想定した商品で、カットされた具材とタレが一緒になったオールインワンとレンチンする具材とタレを同梱したツーパーツタイプの2つを展開する。発売日は未定だが、参考価格は398円程度を想定している。
冷凍食品は毎年、小売店での販売が伸長しているが、より鮮度感のある商品も求めらている。一般市販冷凍食品売場だけでなく、青果売場、鮮魚売場、精肉売場など、生鮮食品の売場で販売できるような商品開発もしたいという。
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