大丸松坂屋百貨店/8月から環境配慮型のショッピングバッグ導入
2019年07月18日 14:30 / 経営
大丸松坂屋百貨店は7月18日、大丸・松坂屋16店で使用するショッピングバッグ、食品ポリ袋を環境に配慮した包装資材に順次、切り替えると発表した。
8月から、食品売り場で使用する食品専用ショッピングバッグ(未晒)を環境配慮型紙製に順次、切り替える。2018年度の使用枚数は約418万枚だった。
大丸・松坂屋では2011年12月から、食品専用ショッピングバッグ(未晒)を全社共通デザイン・仕様で導入した。未晒のクラフト紙は、薬品などを使用せず素材そのものを使用するため環境に優しく、またナチュラルな色合いが食品のイメージを表すのに最適だという。
順次、使用する紙をFSC認証を受けた紙に切り替え、紙の厚さを従来よりも薄くすることで、森林保護につつなげる。
9月から、大丸・松坂屋のショッピングバッグを環境配慮型紙製に順次、切り替える。大丸心斎橋店、梅田店を皮切りに、順次使用する紙をFSC認証を受けた紙に切り替えることで、森林保護につなげる。2018年度使用枚数は各サイズ合計で約2316万枚だった。
同時に、大丸・松坂屋の食品ポリ袋を植物由来の原料を30%使用する製品に順次切り替える。大丸心斎橋店、梅田店を皮切りに、順次植物由来の原料を30%使用する製品に切り替えることで、二酸化炭素の排出量を約24%削減し、地球温暖化防止につなげる。
2018年度実績では、使用枚数(4サイズ合計)約3845万枚、石油由来の原料100%で製造した場合の二酸化炭素排出量は、約1118トンとなる。
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