ビックカメラ/「アリババ」旅行サイトに出店、海外から商品予約購入
2019年09月13日 16:40 / EC
ビックカメラは9月11日、アリババグループ傘下の旅行プラットフォーム「フリギー(Fliggy)」が運営するショッピングサービス「フリギー購」に出店し、海外からの商品予約購入サービスを開始した。
「フリギー購」は、7億人のアクティブユーザーにアプローチできるオンライン旅行プラットフォーム「フリギー(Fliggy)」内のサービス。「フリギー購」に出店することによって、中国からの旅行客が、旅前にオンラインでビックカメラの免税人気品の商品情報や口コミを閲覧し、気に入った商品をオンラインで予約購入・事前決済を行い、旅中に事前に指定したビックカメラの店舗と時間で、予約購入した商品を受け取ることが可能となる。
事前に欲しい商品の予約購入ができる事で、スムーズ・確実な買物をすることができ、来日旅行客の利便性がより高められて、日本滞在中の限られた時間を有効に利用できる。
フリギー購のユーザーは、予約購入と同時にアリババエコシステム内の決済サービス「アリペイ(Alipay)」で支払いを行うため、受取店舗でパスポートを提示するだけで免税手続きと商品の受取が完了する。
「フリギー購」サービスでは、ビックカメラは中国語でのチャットサービスにて商品や在庫についての問い合わせにもオンラインでリアルタイムで対応する
9月11日のサービス開始に伴い、有楽町店、ビックロ(新宿東口店)、なんば店の3店で予約購入商品の受取対応を開始した。
取扱アイテムは、ビックカメラの豊富な品ぞろえから、ビューティー家電、化粧品・日用品など、海外のお客に人気の300アイテムを厳選し、掲載した。
今後、お客からのニーズや商品の売行きにあわせ、受取店舗や取扱いアイテムを拡大する。
ビックカメラでは、「アリペイ(Alipay)」を2015年12月から免税需要の高い9店に導入した。2016年7月には POSに決済機能を組み込み全店へ導入、現在では200を超えるビックカメラグループ全店舗が対応している。
アリペイとビックカメラは、日本の主要国際空港や弊社店舗近隣に滞在しているアリペイユーザーへのクーポン配信を実施しており、月間1万人を超えるお客が利用するなど、訪日中国旅行者向けに戦略的な共同施策を推進している。
今回の「フリギー購」や「アリペイ」のみならず、より満足できるサービスや商品の提供を両社で進め、中国からの旅行客の来店増や買い物の満足度向上に努める。
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