サントリービール/2020年7150万箱目指す「金麦」「モルツ」強化
2020年01月10日 11:30 / 経営
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サントリービールは1月9日、2020年事業方針を発表した。
事業の中核となる「金麦」「ザ・プレミアム・モルツ」「オールフリー」各ブランドのバリューアップと新価値提案などにより、新たな飲用需要を創造しビール類総市場の活性化を図る。同社計では7150万ケース(前年比1%増)、ビール類では6400万ケース(1%増)を目指す。
「金麦」「糖質75%オフ」「ゴールド・ラガー」を同時にリニューアルし、贅沢麦芽を新たに使用することにより、日々の食事と一緒に楽しむことができるように、麦芽由来のうまみと飲みやすさの絶妙なバランスを追求。今春より、金麦醸造家のこだわりによって、季節ごとに味わいをととのえる四季の金麦を展開し新たな「金麦」ブランドの飲用価値の訴求を開始する。
「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドは、好評の「神泡」マーケティングを継続する。
「金麦」ブランドは3870万ケース(1%増)、「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドは1735万ケース(1%増)、「オールフリー」ブランドは750万ケース(2%増)、「TOKYO CRAFT(東京クラフト)」ブランドは16万ケース(42%増)を目標に設定した。
また、中長期のサントリービールファン創出に向け、「天然水」を軸とした企業ブランディングを継続していく。
2019年は、国内ビール類総市場が2%減程度と推定される中、同社は、主力ブランド「ザ・プレミアム・モルツ」「金麦」「オールフリー」のマーケティングが奏功し、2%増となる7107万ケースを販売し市場を大きく上回った。
うちノンアルコールビールテイスト飲料を除くビール類の販売数量は、6365万ケース(1%増)となっている。
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