クリエイトSD/川崎市の食品スーパー「ゆりストア」買収
2020年01月20日 17:10 / 経営
クリエイトSDホールディングスは1月20日、子会社のクリエイトエス・ディーが川崎市で食品スーパー「ゆりストア」5店を展開する百合ヶ丘産業の全株式を取得し子会社化すると発表した。
百合ヶ丘産業は、神奈川県川崎市麻生区および多摩区内において食品スーパー「ゆりストア」を 5店展開し、創業以来半世紀以上にわたり店舗を運営する企業で、CGCグループに加盟している。
百合ヶ丘本店(川崎市麻生区)、生田店(川崎市多摩区)、王禅寺店(川崎市麻生区)、千代ヶ丘店(川崎市麻生区)、星ヶ丘店(川崎市多摩区)を運営している。
今回、百合ヶ丘産業をグループに迎えることによって、川崎市北部でのドラッグストア・調剤薬局と食品スーパーとの複合出店と、食品取扱いノウハウの共有によるシナジーによって企業価値の向上を図ることができると判断し子会社化するという。
百合ヶ丘産業の資本金は5000万円で、2019年2月期の売上高は44億900万円だった。株式の取得価格は非公開。
子会社化後は当面の間、「ゆりストア」としての運営を継続し、笠原勝利代表取締役会長は退任し、森谷重義代表取締役社長は続投する。
現在、クリエイトエス・ディーでは、生鮮食品も展開する店舗があるほか、大型店舗では売場の一部を食品スーパーにテナントとして貸し出すケースもある。
今後、クリエイトエス・ディー店内へ「ゆりストア」のテナント出店や新たな業態開発など、さまざまな可能性を検討したいという。
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