ドン・キホーテ/2030年売上高3兆円、営業利益2000億円目指す
2020年02月06日 16:00 / 経営
ドン・キホーテなどを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は2月5日、新中長期経営計画「Passion2030」を発表した。
2030年に売上高3兆円、営業利益2000億円を目標に設定。売上国内2兆円、海外1兆円体制とし、低コスト体質に改善、収益力を向上させる。
プライベートブランドを強化した商品戦略、ダイナミックプライシングなどデジタル施策の強化、顧客最優先主義を支える人材教育で、低コスト・高収益の構造改革へシフトする。
<長期経営計画「Passion2030」>
※2月5日発表「Passion2030」資料より
2月6日行われた事業説明会で、吉田直樹社長は「2019年は1年前倒しで前回の中計目標、売上高1兆円、店舗数500店などを達成した。これからの10年も短い期間で仮説と検証を繰り返し、戦い続ける組織にしていく。世の中の変化に対応、拡大前提の成長戦略から新たな段階に入り、私の任期中に売上高2兆円、営業利益1000億円を達成したい」と話した。
店舗戦略では、業態の住み分けで稼ぐ力を最大化。若年層・外国人向けの非食品・広域商圏のドン・キホーテ、ニューファミリー向け非食品強化・広域商圏の「MEGAドン・キホーテ」、ミドル・シニア向け食品メインの「アピタ」「ピアゴ」に加え、狭小圏向けなど新業態を開発する。
東南アジアで、食のSPA業態開発のためのサプライチェーンを構築(PB・物流の強化)。「DON DON DONKI」業態のさらなる拡大を図る。アメリカでも、「DON DON DONKI」業態で磨いた日本食部門を導入していく。
商品戦略では、NBで開発できないゾーンをターゲットに、幅広いカテゴリを開発。「情熱価格」「StyleONE」「PrimeONE」それぞれ潜在需要に応え、特に「食」を強化し、プライベートブランド開発を行う。
また、店舗のデジタル化を推進。経験を科学したAIと、従来の「KKD(勘、経験、度胸)」を組み合わせたプライシングを取り入れることを明らかにした。AIと従来の経験の値付けどちらかを店に選択させ、店舗間の競争で盛り上げる。
経営 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 100円ショップ市場/23年度初の1兆円突破
- 05月17日
-
- 鵠沼海浜公園/スケートパーク、商業施設オープン
- 05月17日
-
- コストコ/「沖縄南城倉庫店」「東近江倉庫店」8月オープン
- 05月17日
-
- アップル/「iPhoneのタッチ決済」を日本で開始
- 05月17日
-
- コメリ/ハード&グリーン小川店を5/30増床移転オープン
- 05月17日
-
- ドラッグイレブン/琉球大学敷地内薬局を運営
- 05月17日
-
- ハンズ/イオンモール浦和美園に7/16オープン
- 05月17日
-
- 有隣堂/ヒビヤセントラルマーケットにカフェオープン
- 05月17日
-
- スーパーバリュー/「荒川一丁目店」「上尾小泉店」閉店
- 05月17日
-
- ニトリ 新商品/スマホの充電もできるテーブルランプ
- 05月17日
-
- 無印良品 新商品/洗濯ネット新シリーズ発売
- 05月17日