くら寿司/11~1月、売上高は増収、営業利益は減益
2020年03月11日 10:30 / 決算
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くら寿司が3月10日に発表した2020年10月期第1四半期決算によると、売上高359億300万円(前年同期比7.2%増)、営業利益11億9700万円(1.1%減)、経常利益13億6600万円(2.0%減)、親会社に帰属する当期利益9億5800万円(15.4%増)となった。
販売促進面では、「かにとまぐろフェア」や「北海フェアとかにまつり」などのフェアを毎月実施した。また、フェアに合わせて人気アニメ「ポケットモンスター」のグッズが当たるキャンペーンを実施した。
1月にはグローバル旗艦店として「浅草ROX店」をオープンした。インバウンド対応のほか、座席数272席の大型店舗に提灯やお面、射的ゲームなど日本のお祭りの屋台をイメージした新しいコンセプトの店舗とした。また、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏にブランディングを依頼し、「くら寿司」のロゴマークも伝統の江戸文字をベースにデザインを一新した。今後も順次、国内外の店舗においてブランド構築をする。
店舗開発では、国内9店、台湾2店の計11店を出店した。米国、台湾とも引き続き戦略的な出店を行い、日本の食文化の海外発信に努める。
間末の店舗数は、全て直営で496店(無添蔵4店、くら天然魚市場1店、米国23店、台湾22店を含む)となった。
通期は、売上高1441億1300万円(5.9%増)、営業利益56億200万円(2.3%増)、経常利益63億3100万円(3.2%増)、親会社に帰属する当期利益38億2100万円(1.5%増)を見込んでいる。
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