良品計画/水を通じた持続可能な社会を目指し熊本市と連携協定締結
2021年05月21日 12:20 / 経営
無印良品を展開する良品計画は5月21日、熊本県熊本市と、「水を通じた持続可能な社会の実現のための連携協定」を締結した。
熊本市は、上水道のすべてを天然地下水でまかなう世界に誇る地下水都市となっている。自然を活かした広域的な地下水の保全取り組みは国内外で高い評価を受けており、2022年4月に第4回アジア・太平洋水サミットの開催も予定している。同市の地下水保全の取り組みに良品計画が共感し、同市と良品計画は協定を締結した。水を通じた持続可能な社会の実現を目指し、相互に協力するという。
協定により、プラスチックごみ削減に向け、水道水を使用した給水機の利用を促進し、熊本市民へのマイボトル使用の習慣化を図る。また、店舗を起点として、水に関する内容で市民と交流を行う。
具体的には、熊本市内の7施設に8台の給水機を2021年内に設置する。マイボトルの習慣化を促進する出前教室のサポートのほか、無印良品の店舗を起点とした市内の水源をめぐるウォーキングイベントの開催やワークショップを実施する。
良品計画は、「感じ良いくらしと社会」の実現を目指し、地球資源の循環化や廃棄物削減のためのさまざまな取り組みを進めている。
プラスチックごみ削減の一環として、無印良品の店内に給水機を設置し、無料で行っている給水サービスと、「給水」を日常生活に楽しく取り入れる「水」アプリを2020年7月にスタートした。
「水」という、生きていく上で欠かせない身近なものをきっかけに、お客といっしょに環境や健康について考える機会を増やしていきたいと考えている。
加えて、生活拠点にもっと給水スポットを増やしてほしいというお客の声に対応し、無印良品店舗以外にも、他企業や各自治体拠点への給水機導入をはじめとする「水」を起点とした取り組みをスタートしている。
経営 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- ユニクロ/4月既存店売上高18.9%増、気温高く夏物好調
- 05月02日
-
- コメリ/5月1日から414品目を値下げ
- 05月02日
-
- ZOZO/3月期、セール拡大・コスメ強化などで増収増益
- 05月02日
-
- 日本調剤/3月期はインフルエンザの流行などで増収増益
- 05月02日
-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日