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イオンモール/ベトナム・ドンナイ省とSC開発の推進で包括的覚書を締結

2021年05月21日 12:10 / 海外

イオンモールは5月21日、ベトナム社会主義共和国ドンナイ省と「ドンナイ省におけるショッピングモール開発に関する投資及び事業推進についての包括的覚書」を締結したと発表した。

包括的覚書により、ドンナイ省とイオンモールは、同省でのショッピングモール開発に向けた相互協力を強化し、大規模プロジェクトへの投資を通じ、日本の質の高いサービスと商品により、地域の生活向上に貢献する。

<ドンナイ省エリア>
ドンナイ省エリア

ドンナイ省は、今後のショッピングモール開発に向けた関連行政手続き、許認可手続きについて、イオンモールを全面サポートする。また、施設開発の促進のため、調査検討に必要な情報提供を行う。

地域資源の開発のため、地元サプライヤーを支援し、商品の品質と価値を向上させ、ドンナイ省の優れた製品の日本への輸出に貢献する。また、地域の労働力を優先的に活用する。

国内最大の経済都市であるホーチミン市に隣接するドンナイ省は、約310万人の人口を有している。同省は、17~18世紀に商業の中心地として発展し、多くの工業団地を開発するなどベトナム有数の工業省となっている。充実したインフラにより、これまで多数の外国直接投資(FDI)を誘致、南部の重要な経済地域として発展してきた。

また、ロンタイン新国際空港の建設、高速道路の新規開通等の大規模な交通開発プロジェクトなど都市開発が一層促進され、今後の更なる経済発展が期待できるエリアだという。

イオンモールは、現在展開する南部エリア(ホーチミン・ビンズオン)、北部エリア(ハノイ・ハイフォン)にベトナム第3経済圏である中部エリアを加え、その周辺都市におけるドミナント出店を加速する。

今後、さらなるベトナム事業の基盤確立を目指し、地方都市への展開を推進することで、近年急激な経済成長を遂げるベトナムの持続的な発展とまちづくりに貢献するという。

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