サンドラッグ/4~6月営業利益5.6%減、化粧品需要減少が継続
2022年08月16日 11:30 / 決算
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サンドラッグが8月12日に発表した2023年3月期第1四半期決算によると、売上高1664億5500万円(前年同期比1.4%増)、営業利益90億5800万円(5.6%減)、経常利益91億6900万円(6.0%減)、親会社に帰属する当期利益62億9800万円(7.4%減)となった。
ドラッグストア事業の売上高は1084億9000万円(0.5%減)、営業利益は56億3600万円(8.7%減)。
ドラッグストア事業は、生鮮食料品導入などの積極的な店舗改装を実施したが、郊外型店舗は、一昨年の巣ごもり消費需要の反動減影響が5月まで継続。駅前型店舗は、インバウンド需要消失、コロナ禍における化粧品需要減少が継続しているという。
天候不順やそれに伴う季節商材の不振、中国のロックダウンによる越境EC需要大幅減少の影響が重なり、売上高が前年同期を下回った。経費面は、電子棚札導入などの業務効率化を推進。また、原油価格上昇に伴い光熱費が増加している。
ディスカウントストア事業の売上高は703億5400万円(5.5%増)、営業利益は34億2200万円(0.0%減)。
ドラッグストア事業の郊外型店舗同様、一昨年の巣ごもり消費需要の反動減影響が5月まで継続したが、ペット用品の好調商品の販売強化、6月からの急激な気温上昇に伴い夏物家電が順調に推移し、売上高が前年同期を上回った。ディスカウントストア事業の出店などの状況は、3店舗を新規出店し、6店舗を改装したほか、1店舗を閉店し活性化を図った。
グループ全体の店舗は、9店舗を新規出店。30店舗で改装を行い、4店舗を閉店した。店舗数は、ドラッグストア事業949店舗(直営店749店舗、星光堂薬局71店舗、サンドラッグプラス63店舗、フランチャイズ店66店舗)、ディスカウントストア事業337店舗(ダイレックス337店舗)の合計1286店舗となっている。
通期は、売上高6930億円(6.8%増)、営業利益354億円(4.0%増)、経常利益360億円(3.6%増)、親会社に帰属する当期利益242億円(1.5%増)を見込んでいる。
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